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親なき後の事

2008年1月5日  仮福真琴 筆

2007.07.19 に、さくら会の家族教室~親なき後の当事者の自立生活のメドをつけよう~をテーマとした滝沢武久氏(精神保健福祉相談員:ソーシャルワーカー)の公演を聴いてきた。


いろいろな家族会には、出席しているが、精神科医の話より昨日の講師のようなPSWや薬剤部長の話の方が、よほど患者の事、精神疾患を理解しているように感じることが多い。

医者というのは、私の経験からもとにかく患者の病気しか見ない。なぜ、患者を観れないのだろうかと思ってきた。

滝沢武久氏も11才年上の兄が発病し、患者の家族という立場で、ソーシャルワーカーの仕事を40年以上続けている。

そして、おっしゃるには医者はとにかく患者の病気を治そうとする。それも、完全に治そうとする。しかし、治らない。治療=薬だからだ。(私の経験からだが、薬が増えたらどんどんバカになる。何も出来なくなる。そういう患者をいっぱい見てきた。)
氏の兄は昔仕事でやっていた株をやりたいと、ずっと言っていたそうだ。でも、医者はそれを妄想として、ますます薬を出した。氏も医者の言葉を信じてその通りにしてきたが、自立環境をを整え1人暮らしを始めさせた時、兄の言うとおり株をやらせてあげたら、それ以来株のことを言わなくなったそうだ。拘りがとれて、病状も良くなったそうだ。

氏がおっしゃるには、兄の例の様に、病をかかえながらも、世間で生きていけるように環境を整えてあげる。それが、一番大切ということ!
世間とは、地域社会である。

まず、住む所(住居)、経済力(最低限暮らせるお金)、役割(自分でやること)、友人。この4つが大切だと言っている。
お金持ちならいいが、普通は、住居と経済力には限界がある。精神障害の場合は、身体障害や知的障害に比べ行政の福祉が遅れている。精神の親は、世間の偏見が強くなかなか立ち上がれない。でも、10数年も病気の子供を抱えているなら、そんなことは気にしていられない。だから、家族会でまず親が立ち上がって、行政に働きかけてくださいとおっしゃった。親は、いつまでも子供を看られないので、行政に任せるのが一番という考えだ。ヨーロッパなどでは、既にそういう制度になっている。

確かに、そうなればすばらしい。十年二十年戦士の親なら立ち上がれるかもしれない。でも、私のように娘が通院を始めて数年の親は、なかなか立ち上がれないと思う。それは、治るかも知れないと思っているからだ。それも、何処まで良くなるかの見当も付かない。そうなると、動けない。まして、うちは病名もハッキリしない。

医者の仕事は、病気を治そうとするだけ。要するに、薬を出すだけで、結果的に廃人を生み出している。ぜひ、ビューティフルマインドという映画を見ていただきたい。病気と共存して生きているお手本だと思う。

私を13年間診てくれた公立病院の医者が言った言葉を覚えているので、書き加える。
「われわれ医者=玄人は、直ぐ諦めてしまうけれど(彼らは病気だから出来なくて当たり前と諦めるけれど)、素人というのは、諦めないところがいいね。素人というのは、作業所の職員のことで、町の気の良いおじさん、おばさんという感じで、作業の出来ないメンバーに出来ないことを出来るように教えようとする。ぼくら玄人は、とっくに諦めてしまうけれどね。」
これが、医者の言葉(考え)だ。

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