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mixiの中で『現代の精神医療』の問題点を取り上げた 市民の人権擁護の会サイクバスターさんの日記を、本人から許可を頂き転載しています。

行政の監理が甘すぎる・・・精神医療 2008年08月18日23:04
(mixiのサイクバスターさんの日記から転載)

いかに行政による向精神薬の監理が甘いか…

いかに精神科医に対する認識がズレているか…

向精神薬が麻薬と同じ働きをすることは、多くの事実が物語っているにも関わらず、このような麻薬の売人(=精神科医)がいまだに逮捕さえされないで、世にのさばっていることは非常に歯がゆい思いに駆られます。

しかし、世の中オリンピックだ! 甲子園だ! と騒いでいる間に下記のような事実が炙り出されているのです。毎日新聞…よくやった!!!

クローズアップ2008:精神科医療「山水会」問題 リタリン処方、審査は素通り (毎日新聞 2008年8月18日 東京朝刊)

クローズアップ2008:精神科医療「山水会」問題 リタリン処方、審査は素通り
 宮城県蔵王町の医療法人「山水会」(松本弘樹理事長)が運営する精神科クリニックで先月、向精神薬「リタリン」の大量処方や大量紛失が発覚した。不正経理をきっかけに明るみに出た問題の背景には、ずさんな処方をレセプト(診療報酬明細書)でチェックできない審査体制の不備や、医療機関に対する行政の及び腰の姿勢がある。【精神医療取材班】

 ◇行政も及び腰
 「患者が少ない過疎地で、誰も異常な処方量を疑問に思わなかったのか」。今回の問題では多くの専門家らが口々にこう批判した。厚生労働省によると、山水会が運営する蔵王松本クリニックは昨年、全国で3番目に多い約22万錠のリタリンを処方した。最多の東京クリニック(約102万錠、東京都新宿区)や2番目の京成江戸川クリニック(約37万錠、江戸川区)のケースでは、いずれも行政が苦情などを受けて実態把握に乗り出し、診察せずに処方したなどとして警視庁に医師法違反容疑で摘発され、廃院に追い込まれている。

 「蔵王」も東京クリニックなどと同様、「リタリンを簡単に出す」との評判が、インターネットの掲示板などを通じて広がり、大量処方が続けられてきた。しかし、厚労省の指示で昨年11月に立ち入り検査するまで、県は詳しい実態を把握していなかった。

 薬の異常な処方は、レセプトの審査でチェックできる。レセプトは医療機関が健康保険組合などの保険者に請求する医療費の明細書。診療内容や処方された薬剤名などが記載され、審査は都道府県の国民健康保険団体連合会などが行う。

 「蔵王」のレセプトを審査した宮城県国保連合会は「数年前から、ほとんどの患者にリタリンを出していることが、審査担当の医師の間で話題にはなっていた」と処方量が多いことを把握していたことは認めた。しかし、具体的な指導はしてこなかった。理由について「一枚一枚のレセプトではリタリンの用法・用量は守られており全体の量が多いからといって指導できない」と釈明する。

 東京クリニックのケースでは、レセプトの記載をもとに都国保連合会が大量処方を把握し、昨年1~8月の間、毎月クリニックに注意文書を出し続けた。しかし、無視されたため、院長を呼んで指導をする準備を進めた。都内の精神科医は「処方薬の総量を簡単に積算できる仕組みを導入すべきだ。審査も医師だけではかばい合う傾向があり弁護士など医療関係者以外の人を加えるべきだ」と提言する。

 一方、県のずさんな対応も際立った。昨年11月から4回の立ち入り検査で、リタリンの粉薬3キロと錠剤約1500錠がなくなっていることを把握していたが、始末書を出させただけで済ませた。

 「蔵王」は「調剤ミスで度々廃棄処分した」などとする報告書を提出。県は廃棄処分の記録がないなど内容が不自然だったにもかかわらず了承し、麻薬及び向精神薬取締法(記録義務)違反容疑での告発も行わなかった。

 しかし、京都市の男性医師(49)がリタリン約9万7000錠などを業者から譲り受けながら記録していなかったケースでは、近畿厚生局麻薬取締部が先月、同じ容疑で書類送検に踏み切っている。同部は「20万円以下の罰金にしか問えないが、立件しなければ不正を容認することになる」と説明する。

 ◇規制逃れ他の薬乱用も
 リタリンはうつ病の治療薬として広く使われてきた。爽快(そうかい)感や多幸感が得られたり、食欲抑制作用があり、覚せい剤と同様に依存性が強いことから、若者を中心に乱用が広がった。このため、1月からはうつ病には処方できなくなり、ナルコレプシー(睡眠障害)だけが適応症になった。処方できる医師や薬局も登録制になり、昨年約2950万錠だった販売実績は今年、前年同期と比べ約4分の1に減った。しかし、乱用問題が解決に向かっているとは言えない。

 専門治療施設「赤城高原ホスピタル」(群馬県渋川市)では、医療機関で出された薬で依存症に陥った患者の入院が続く。入院患者に占める処方薬依存患者の割合は増える傾向にあるという。竹村道夫院長は「リタリン依存の患者はかなり減ってきたが、インターネットの掲示板にはまだ『リタリン売ります』との書き込みがあり、乱用者からの相談も続いている」と指摘する。

 今年6月、リタリンをパキスタンから密輸したとして、滋賀大の学生(22)が麻薬及び向精神薬取締法違反容疑で京都府警などに逮捕された。「リタリンが不足していると知り金になると思った」と供述している。

 竹村院長によると、リタリンに似て、中枢神経を刺激する別の薬を医師から処方され、乱用する患者もいる。竹村院長は「リタリンの規制で、他の薬に移り始めている」と指摘する。また、向精神薬だけで1日10種類以上を処方されたケースもあり、竹村院長は「処方通り飲めば倒れるほどの量だ。処方薬は医師からもらうため、罪悪感がない。薬の出しすぎは見直す必要がある」と訴える。

 ◇厚労省、事態を重視
 リタリンの大量処方について、松本理事長は、毎日新聞の取材に「1万人に1人ぐらいしか処方していない」と否定している。しかし、厚生労働省はずさんな処方を繰り返していたとして、これまでの不祥事と同様に重視している。

 だが、「医師法など現在の関連法令で、理事長の医療行為をただちに制限することは難しい」(精神・障害保健課)のが現状。ただ、松本理事長は精神障害者への強制入院の可否を判定する「精神保健指定医」の資格を持っていることから、「具体的な対応を検討したい」と話している。

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 ■ことば

 ◇山水会問題
 山水会は国や県などから計1億1780万円の補助金を受け、98年に介護老人保健施設「遠刈田温泉山水苑」(100床)を開設。99年には「蔵王松本クリニック」(今年2月閉院)を始めた。今年1月、県の立ち入り検査で、山水会から松本理事長らへの計6100万円の貸付金などが長期間返済されていないことが判明。山水会は県に決算書類を提出せず、県も指導を怠っていた。県は7月「会計処理がずさん」と業務改善命令を出した。理事長は10月に退任する意向だが、隣町で3月に開設した「大河原駅前クリニック」は診療を続ける。

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 ◆リタリン問題を巡る経緯◆

58年    リタリンの販売が開始される

98年    旧厚生省がリタリンの適応症を難治性・遷延性うつ病に限定

07年 9月 東京都などがリタリンを大量処方していた東京クリニックに立ち入り検査

   10月 厚生労働省がリタリンの適応症からうつ病を削除することを承認。適応症をナルコレプシー(睡眠障害)に限定

       警視庁がリタリンを無資格の職員に処方させていたとして、京成江戸川クリニックの院長を医師法違反容疑で逮捕

   11月 宮城県薬務課などが蔵王松本クリニックに立ち入り検査

       警視庁が東京クリニックを医師法違反容疑で家宅捜索

08年 1月 リタリンを処方できる医師や薬局を登録制にする流通管理策が始まる

       宮城県医療整備課が山水会に立ち入り検査

    6月 警視庁が東京クリニックの元院長を医師法違反容疑で書類送検

    7月 山水会を巡る不正経理やリタリンの大量処方問題が毎日新聞の報道で表面化

       宮城県が不正経理問題で山水会に業務改善命令

毎日新聞 2008年8月18日 東京朝刊


この日記も参照してください。
自ら病んでいく精神科医たち・・・

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精神医療の問題点(サイクバスターさんの日記から転載)

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