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mixiの中で『現代の精神医療』の問題点を取り上げた 市民の人権擁護の会サイクバスターさんの日記を、本人から許可を頂き転載しています。

子供達の選別 2009年02月05日09:03
(mixiのサイクバスターさんの日記から転載)

今の教育現場では、このチェックリストを基にして実態調査や選別などが行われているようです。

発達障害という概念は、ここ数年で突然教育現場に導入されるようになり、現場の教師は混乱しています。そもそも専門家ですら発達障害について正確に定義することができず、統一された正確な見解もないため、現場の教師にとって発達障害とは混乱以外の何者でもありません。混乱している人は、通常拠り所になる情報を求めます。それが見つかれば少し混乱から解放されるからです。

恐ろしいことに、現場の教師にとって拠り所となっているのが、このチェックリストなのです。

このチェックリストが文部科学省から各教育委員会を通じて現場の教師に配布されています。権威からの情報を鵜呑みにする教師や、自分の授業がうまくいかないことの正当化の理由を見つけている教師にとっては便利なチェックリストです。

「発達障害?そんなのよくわからないしー。でも、そういえば教育委員会から配られたチェックリストがあったな。へー、これにあてはまるような子が発達障害というのか。そしたらA君は学習障害って奴だね。そうか、生まれつきの脳の障害なら仕方ないね。私の教え方が悪いんじゃなかったのね。」 このように思う教師が出てきてもおかしくありません。

皆さんも、このチェックリストがどんなものであるか、もう一度ご自身の目で確かめて下さい。そして、そのようなものさしで子どもたちが評価されているという恐ろしい現実を理解して下さい。

「通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童生徒に関する全国実態調査」
調 査 結 果


上記記事は、とても重要な情報で締めくくられています。

【 医学的な診断基準があるが、実際の診断は「かなりあいまい」との声が医療現場にもある 】

発達障害の判定や診断はその子の一生を左右します。しかし、教育現場のみならず、医療の現場でも子どもたちがあいまいな基準でいい加減に評価されているのが現状なのです。

ブログで繰り返し述べていますが、このような試みでも、本当にその子の支援となるのであれば私は批判しません。結果を出しているのであれば、多少のあいまいさなどには目をつぶることができるでしょう。しかし、この問題は別です。発達障害と安易に診断されることで、その子は「自分は先天的な脳の障害で、一生治らないんだ」「普通の子とは違う、異常な子なんだ」とする自己否定と絶望感に苛まれる危険性があります。何よりも、危険な投薬治療に対する正当化を周囲(親や教師ら)に与えてしまうでしょう。

支援は別にレッテルがなくてもできるはずです。レッテルは観察能力を低下させます。ある人のことを「駄目な奴」と一度決めてしまったら、それ以降はその人そのものではなく、「駄目な奴」という評価を見てしまいがちです。適切な支援をするために、対象者の特性を分析、分類するのは有効なことですが、あいまいな基準に則った発達障害のレッテルは、むしろ対象者の本当の姿を観察する妨げとなるでしょう。

今の日本社会は、他人と同じでなければならないという強迫観念に満ちています。天才的な能力や魅力的な個性、他人と違った特性は、本来あるべきでないものとして取り扱われ、教育や医療の領域で「障害」として排除されてしまう危険性があります。

本来、特別支援教育も発達障害者支援も、色々な特性を持った子どもたちが適切に支援を受け、学び、成長できるよう環境を整えることを意図したものでした。今の動きを見ていると、精神医学的支援に偏った結果、本来の理念とは全く逆の方向に歩んでいるとしか言わざるを得ないでしょう。

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精神医療の問題点(サイクバスターさんの日記から転載)

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